音声ツール
MP3編集:必要な部分を選んで音声をカット
MP3編集なら、端末にある音声ファイルを開いて範囲を指定するだけ。サーバーにアップロードせず、編集した音声をMP3かWAVで保存できます。
このMP3編集ツールでできること
長い録音から必要な発言だけを取り出したいときは、ファイルを開いて波形の上で開始位置と終了位置を決めます。「選択範囲を残す」を選べば、指定した部分だけを新しいファイルとして保存できます。曲の練習に使う一節や、確認したい会議の発言を別にしておく場合にも役立ちます。端末にある元のファイルを上書きする操作ではないため、後から範囲を変えて作り直すこともできます。
不要な間を抜きたい場合は、その部分を囲んで「選択範囲を削除」を選びます。削除した範囲の前後をつないだ音声が書き出されます。ただし対象は一つのファイルと、一度に一つの連続した範囲です。無音の自動検出、複数トラックのミックス、ボーカルだけの分離には対応しません。波形が示すのは音量の変化であり、残すべき箇所を自動的に判断してくれるわけではありません。
ブラウザでMP3をカットする手順
画面上部から音声を選ぶか、指定の場所へドラッグして読み込みます。ブラウザでデコードできるファイルなら長さと波形が表示されます。選択範囲の両端をドラッグして調整してください。時刻が分かっている場合は開始と終了を秒単位で入力することも可能です。範囲の長さは0.01秒以上必要です。波形をクリックすると元の音声の再生位置が移動するので、言葉の切れ目や曲の拍を探しながら位置を決められます。
残したい部分を囲んだなら「選択範囲を残す」、消したい部分を囲んだなら「選択範囲を削除」を選びます。原音の再生ボタンで選択位置の前後を聴き、編集後の長さの表示も確認しましょう。「編集結果を試聴」を押すと、残す範囲や削除後につながる音声をブラウザで確認できます。短すぎた場合は範囲を広げて書き出し直せます。
形式をMP3またはWAVから選び、編集したファイルをダウンロードします。冒頭だけほしいときは冒頭から必要な終点までを指定して残す方法が分かりやすいでしょう。途中の長い空白を省きたいときは空白を選んで削除します。別の範囲で試したい場合は入力値を変えるか、編集をリセットしてください。現在の選択はクラウドに保存されるプロジェクトではありません。タブを閉じる前に必要なファイルを端末に保存しておきましょう。
音声トリミングの位置を決めるコツ
会話を切り出すときは、単語の途中ではなく文と文の間を探します。息継ぎまで全部削ると急につながったように聞こえることもあります。曲なら次のフレーズが始まる直前や、前のフレーズが終わった位置を原音で確認してください。波形が小さくても、余韻や小さな楽器の音が続いている場合があります。静かに見える箇所を機械的に選ぶより、境界の前後を再生してから決めるほうが安心です。
中央を削除する場合は、前半と後半の拍や環境音が大きく変わらないかにも注意します。接合部の急な変化を短く和らげる処理はありますが、異なる演奏を自然な一続きに作り直す機能ではありません。ダウンロードした結果を聴いて不自然なら、開始側だけ、または終了側だけを少し動かして再度書き出してください。秒数欄は台本やタイムコードを見ながら作業するときに便利ですが、最終的な聞こえ方は数値だけでは判断できません。
MP3とWAV、保存形式をどう選ぶ?
MP3として保存すると、新しい192 kbpsのMP3にエンコードされます。短い音声を送るときに扱いやすい一方、元のMP3からデータをそのまま抜き出す無劣化の切り取りではありません。いったんブラウザが音を読み取ってから選択した内容を書き出すため、圧縮前に失われた細部が戻ることもありません。音質が大切な素材では、出力を実際に再生して用途に合うか確かめましょう。
WAVはPCM音声として書き出します。別の編集ソフトへ渡す中間素材には使いやすいものの、ファイルは大きくなりがちです。MP3を読み込んでWAVで保存しても、元の圧縮で失われた音が復元されるわけではありません。どちらの形式も新しいファイルを作成し、読み込んだ元ファイルは残ります。長い結果を保存できないときは、ブラウザの作業メモリの制限も考え、もっと短い範囲を選ぶか、軽い元ファイルを試してください。
対応形式とローカル処理の範囲
ファイル選択ではMP3、WAV、M4A、OGG、FLACを受け付けます。ただし、拡張子が合っていてもファイル内部の形式をお使いのブラウザがデコードできなければ開けません。選ぶファイルは約50 MB未満、読み込み後の長さは10分以内が目安です。モノラルまたはステレオに対応し、作業メモリにも上限があります。圧縮された小さなファイルでも、展開後は端末のメモリを大きく使うことがあります。読み込めない場合は短い素材や別の対応形式を試してください。
このページの読み込み、範囲指定、原音の再生、書き出しはブラウザ内で行います。音声をサーバーへ送る必要はなく、ログインやクレジットの消費もありません。この条件は本ページの編集作業についての説明であり、サイト内の別の機能まで同じとは限りません。端末の性能によって扱える素材も変わります。編集中の範囲はページを閉じても保存されるものではないので、次の作業に進む前に完成したファイルをダウンロードしてください。
切り取った音声の使い道
長いインタビューから確認用の発言を抜き出したり、レッスンで繰り返したい演奏の箇所だけを残したりできます。共同制作で特定の音楽アイデアを伝えるときも、相手に再生位置を探してもらう手間が減ります。着信音の素材として短いクリップを作ることもできますが、スマートフォンが受け付ける長さと形式、設定方法は端末によって異なります。ここでダウンロードしただけで着信音に設定されるわけではありません。
元ファイルと切り取ったファイルは名前を分けて管理すると、後で別の範囲が必要になっても作業しやすくなります。再生速度や残響を変えたい場合は、まず必要な長さを決めてから効果を加えると目的を整理できます。曲名やアーティスト名などのタグを修正する作業も、音声の長さを変えることとは別です。このツールでは一つの時間範囲を残すか削るかを決め、結果を試聴してから保存できます。
切り取り後の作業
切り出した音声の雰囲気を変えるなら、別のツールで再生速度と残響を調整できます。
完成したMP3の曲名やジャケットを整えたいときは、ブラウザでMP3タグを編集してください。
MP3編集とカットのよくある質問
MP3の必要な部分だけを切り取るには?
ファイルを開いて波形で範囲を指定し、「選択範囲を残す」を選びます。原音の位置を確認してからMP3またはWAVで保存し、完成したファイルを再生して確かめてください。
曲の途中だけを削除できますか?
削除したい部分を選び、「選択範囲を削除」を選択できます。前後をつないだ結果が書き出されるので、書き出す前に「編集結果を試聴」で接合部を確認できます。
MP3編集にはアップロードや登録が必要ですか?
このページでは端末のファイルをブラウザ内で読み込み、編集します。サーバーへの音声アップロード、ログイン、クレジットは必要ありません。
MP3をカットしても音質はそのままですか?
MP3は192 kbpsで再エンコードされるため、元データの無劣化コピーではありません。WAVはPCM形式ですが、圧縮済みの元音声から失われた音を復元することはできません。
どの音声形式を開けますか?
MP3、WAV、M4A、OGG、FLACを選べますが、実際に開けるかはブラウザのデコード対応によります。ファイルサイズ、長さ、チャンネル数とメモリにも制限があります。